ニュースレター「風流印字」バックナンバー
-第8号-
風流印字(ふうりゅういんじ):
【風流韻事】の造語。興味深い記事を載せた印刷物の意。
■年賀状
まだ10月ですが年賀状の特集です。別に気の早い印刷会社なわけではありません。12月になってからやろうとしても、何かと忙しくなりがちですから、今月と来月のうちに送り先だけでもまとめておいたほうがきっとスムーズに今年を締めることができます。
■年賀ハガキも62円
さて、今回、2019年分の年賀状から、年賀ハガキも1枚62円になります。去年は、6月1日から郵便ハガキが1枚62円になり、一方で年賀ハガキは1枚52円のままで、混乱された方もいたのではないでしょうか。
今はメールやSNS等が普及したこともあり、年賀状を出すことは減っているかもしれませんが、久しぶりに出そうかなと考えておられる方や、たくさん年賀状を出される方は特にご注意ください。郵便ハガキも、年賀ハガキも、1枚あたり62円です。
■四面連刷
ある程度まとまった数の年賀状を出すときは、印刷会社等にハガキを持ち込んで刷ってもらうこともあると思います。そういうとき、ちょっと便利なハガキがあります。四面連刷と呼ばれるハガキです。あまり馴染みのない名前だと思いますが、要はハガキサイズに切り分ける前の、4枚のハガキがくっついている状態のものです。これの利点は、一度に4枚分のハガキを印刷できるということです。印刷後に切り分ける必要はありますが、
印刷機を通す手間が単純計算で4分の1になるので、印刷会社は基本的に四面連刷を使用します。
お客様が持ち込まれたハガキも、郵便局で四面連刷に交換してから印刷していることがあるので、持ち込みの段階から四面連刷で用意していただければ、短納期で納品可能になるかもしれません。大きな郵便局であれば個人でも四面連刷で購入できますし、もちろん金額も同じですから、検討されてはいかがでしょうか?
「風流印字」 第8号
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