ニュースレター「風流印字」バックナンバー
-第60号-
風流印字(ふうりゅういんじ):
【風流韻事】の造語。興味深い記事を載せた印刷物の意。
昨年から様々な商品・サービスの値上げが続いています。最初の要因は、国際情勢の煽りで油脂や燃料の輸入が停滞したことだと考えられますが、玉突き事故のように電気・輸送・飼料・食料品・衣料品のコストへと反映され、結果的にすべてのものが値上がりしている印象です。光熱費や餌代の高騰で水族館等の入場料すら値上げされています。
ただ、各企業も決して胡坐をかいていたわけではなく、各工程を工夫して効率化したり、スケールメリットを生かして価格を抑えたり、どうしようもなければ社内で吸収したり、弊社と同じく従来の価格を維持できるように最大限努力してきたはずです。
しかし国際情勢が不安定のまま、いつ回復するか見通せないのではいずれ限界が訪れます。それが昨年から今年にかけての状況なのだと思われます。
印刷業界も他人事ではありません。
電気・印刷用紙・インキ・刷版・包装資材・輸送……他業界と同様に、仕入れの高騰は避けられません。
今月も大手製紙メーカーから値上げが発表されています。誠に申し訳ないことに、お客様には値上げをお願いすることが増えるかもしれません。最大限、抑制させていただきますので、何卒ご理解・ご協力いただけますと幸いです。
●日経新聞
(2022年11月18日の記事より抜粋)
●一部のよく使う用紙は在庫して
います。
「風流印字」 第60号
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・特集:値上げについて
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・印刷事件簿:PP加工