■「令和」元年
新元号がスタートしました。「大化」から数えて248番目、昭和20年創業の弊社にとっては、「昭和」「平成」「令和」と、3つ目の元号になります。
各所の報道でご存知の方も多いと思いますが、「令和」の典拠は『万葉集』とのことです。
万葉集の全4,516首のうち、和歌山を読んだ歌は約100首と多いことや、梅の花にちなんだ歌から引用されたこともあり、県花が梅で、収穫量も日本一である和歌山県では、より一層歓迎されております。
■改元のタイミング
かつては吉凶の流れを変える目的で改元されることもあったようですが、慶応から明治へ変わる際に定められた一世一元の制により、改元は天皇崩御の時に限られるようになりました。
今回の改元は前回とは異なり、事前に発表されましたが、それでも混乱が起きていないわけではありません。印刷業界、特にカレンダー関連の企業は、5月1日までに新元号のカレンダーを用意すべく奮闘されていました。
■弊社での対応
弊社では、チラシやパンフレット以外にも、領収証や契約書等のような、いわゆる「伝票」も多く取り扱っているのですが、これらには年月日を記入する箇所が複数存在する場合があります。事前にお客様へのアナウンスも行なっていましたが、見落とされていた方もいらっしゃったようで、改元前の駆け込みで発注いただくケースも多々ございました。
今からでも最短納期で対応させていただきますので、読まれていてピンと来られた方はぜひご連絡ください。
■これから
5月1日でひとつの大きな時代の節目を迎え、今後ますます地方の印刷会社に求められるものは変化していくものと思われます。
「わいん」は、70年以上の「これまで」を忘れることなく、されど縛られることもなく、「これから」を「令和」とともに作り上げて参ります。
「風流印字」 第15号
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